赤ちゃんから小さなお子さんがいるお母さんからのご質問
Q.子どもが上手く母乳を吸ってくれません
A.生まれたばかりの赤ちゃんが上手く母乳を吸えるようになることが口周りの筋肉の発達に大きく影響します。しっかり吸えないこの中には舌小帯が先天的に短く、上手に下を動かせないことが原因となっていることも稀にあります。当院でも助産師さんによる育児相談をすることができます。お家に助産師が伺いますのでお電話でご予約ください。
Q.哺乳瓶はいつ頃まで使ってもいいですか
A.哺乳瓶は飲み物をこぼさなくてすむので、つい長く使ってしまいがちですが、哺乳瓶にジュースやイオン飲料など当分の多い飲み物を入れて飲ませたり、寝る時に哺乳瓶でミルクを飲ませながら眠ってしまうとむし歯のリスクが高くなってしまいます。離乳が進んできたらスプーンで水分をとる練習を始め、ストローや、コップを使って飲む練習をしましょう。1歳を過ぎた頃には自分でコップを持って飲めるようになります。1歳6ヶ月ごろには卒乳も含め哺乳瓶も卒業することをおすすめします。
Q.子どもが食べ物を口の中にためていてなかなか飲み込めません
A.乳歯の奥歯が生えたばかりの頃は、まだ歯を使った咀嚼が上手にできません。繊維の強い肉や野菜、弾力性の強い食品などは、噛むことができてもすりつぶすことができないのでなかなか飲み込めません。軟らかく食べやすいものなら上手く飲み込んでいるようでしたら、お子さんにとってまだ処理が難しい食べ物なのかもしれません。奥歯が生え揃っていても食事の後半からためてしまうお子さんはあまり食欲がないのかもしれません。おやつやジュース、牛乳などを控えてお腹を空かせた状態で食事の時間を迎えるようにすると食べられるようになることがあります。
Q.フッ素は何歳頃から塗れば良いですか
A.歯が1本でも生えていれば0歳から塗ることができます。副作用の心配をされる方もいらっしゃいますが、年齢・体重に合わせて必要量を塗っていますので安心してください。
Q.子どもがじっとしていられないのですが大丈夫ですか
A.小さなお子さんはじっとしていられなくて当然です。初めて来院するお子さんや、低年齢のお子さんは診察室とは別の部屋でトレーニングからスタートします。トレーニングをすることでお子さんも場所に慣れることができるので治療がスムーズに行なえます。時間がかかってしまうことを悩まれる方もいると思いますが、お子さんに歯医者さんは安全な所とわかってもらえるように協力をお願いします。
Q.子どもの矯正はいつから始めれますか
A.矯正治療には適切なタイミングがあります。しかし、お子さん自身の気持ちを尊重すること、ご家族の協力が大切だと考えています。まずは一度お子さんと一緒にご相談ください。